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名称 こうもり岩のケヤキ (こうもりいわのけやき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2) 実際はもっと細そうだ
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 岡山県苫田郡鏡野町富東谷(注3)
〃 3次メッシュコード 5233−66−08
〃 緯度・経度 北緯35度10分34秒
東経133度51分16秒
鏡野町指定天然記念物(1970年12月1日指定)
撮影年月日 2016年3月26日
注1)ケヤキが立つ大岩とケヤキをセットで指定したため、天然記念物指定名称は「こうぼれ岩とケヤキ」
注2)現地の案内板(設置者名・設置年月とも不詳)による
注3)2005年3月1日、鏡野町を含む苫田郡内の2町2村が合併して新・鏡野町誕生。旧行政区は苫田郡富村(とみそん)
目木川(めきがわ)右岸を谷奥に向けて進んで行くと、湯原から河内に至る途中に、「こうもり岩とケヤキ」の小さな案内表示があった。
適当な場所に車を駐め、そこからは歩く。
山道を登り始めると、すぐに「こうもり岩」(コウモリが棲息していたことからの命名らしい)。地元では「こうぼれ岩」と呼ばれているそうだ。
高さ10.4m、幅14.4mの一枚岩である。向かって左の方には地面との間に楔形の隙間があり、そこを通り抜けて裏側に回ることが出来る。
その隙間を潜るように進んで行くと、頭上に大ケヤキが現れた。
こうもり岩の縁(へり)に着生したケヤキである。そこから根を長く伸ばして、一方では岩にしがみつき、もう一方ではつっかい棒をして、岩から滑り落ちそうになるのを必死でこらえている感じ。生きるとは大変なことなのだ。
特に、下から見上げる姿に迫力があるように思われる。 |
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