|
|||||
名称 麹屋の夫婦ケヤキ (こうじやのめおとけやき) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 ケヤキ 樹高 18m(注1) 目通り幹囲 4.9m(注1) 推定樹齢 700年(注2) 所在地の地名 宮城県柴田郡柴田町船岡西 〃 3次メッシュコード 5740−06−61 〃 緯度・経度 北緯38度03分18.8度 東経140度45分52.5秒 柴田町指定天然記念物(1974年7月30日指定) 撮影年月日 2016年5月13日 注2)柴田町公式ウェブサイトの文化財紹介ページによる 樹名の「麹屋」は所有者の屋号。それも、かつては伊達家・原田家・柴田家に仕えた御用商人だったというから、並の麹屋ではない。NHK大河ドラマにもなった山本周五郎の小説「樅ノ木は残った」に登場する麹屋又左エ門も、この家の祖であるとのこと。 今はむしろ美術博物館「麹やコレクション」の当主として知られる。(東日本大震災被害の修復のため、および先代のご逝去に伴い一時休館) その裏手に少し離れて、天然記念物のケヤキが立つ。 私が訪ねたのは、平日の朝6時半前。日はもう高く昇っているのだが、こんな時間だから、お屋敷の外からこっそり撮影させてもらうつもりだった。 ところが、ご主人がもう外に出ておられ、恐る恐るケヤキの見学を申し出ると、快く招じ入れて下さった。大感謝。 「夫婦ケヤキ」であるから、当然、ケヤキは2本あった。 数年前のこと。幹が「Y」字形に分かれていたケヤキの一方の幹が倒壊。補修したにもかかわらず、だんだん状態が悪化して腐ってきた。それで、仕方なくこの2月(2016年2月)に伐採したそうである。 「夫婦」のうち、やや小さかった方が残されたようだ。 ヤモメになってしまったが、樹勢は悪くない。 幹囲も、もう5mを超えているのではなかろうか。 |
|||||