ページタイトル:荒神塚シイガシ ロゴ:人里の巨木たち

画像:荒神塚シイガシ(全景)


画像:荒神塚シイガシ(幹と並ぶ)
名称 荒神塚シイガシ (こうじんづかしいがし)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 720年(注2)
所在地の地名 岡山県和気郡和気町田土(たど)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5234−21−30
 〃 緯度・経度 北緯34度52分04.0秒
           東経134度07分43.1秒
和気町指定天然記念物(1971年4月1日指定)
撮影年月日 2016年3月25日

注1)まったくの目分量
注2)和気町公式ウェブサイトの文化財紹介ページによる
注3)2006年3月1日、佐伯町と和気町が合併して新・和気町に。合併前の行政区は和気郡佐伯町





 環境省の巨樹・巨木林調査の2000年フォローアップ調査の結果として、岡山県からは476本のデータが上がった。この数値は、下から数えて、沖縄県に次いで2番目に少ない。沖縄県では調査票の回収率が極めて低いので、それが報告数に反映している可能性が大きいが、岡山県の回収率は全国平均とそう変わらない。(「第6回自然環境保全基礎調査/巨樹・巨木林/フォローアップ調査報告書」による)  どうしてなのか、ずっと不思議だった。
 私の探訪旅行では、主に環境省巨樹データベースをもとに立案する。従って、これまで岡山県で訪ねることができた巨木も数少なかった。
 ところが、ネット上で「巨木探訪」を見つけて驚いた。環境省データベースにない巨木がたくさん載っている。宝の山を発見した気分。やはり、岡山県には巨木がもっとたくさんあったのだ。
 再び岡山を訪ねることが出来たのは、まさしくこの「巨木探訪」のおかげである。今回取り上げた木々の大半は、今まで存在することすら知らなかったし、まして、そこまで辿り着くことなど到底出来なかっただろう。それが、ピンポイントの位置情報のおかげで、あとは車のナビ任せ。まるで助手席から道案内してもらっているようなもので、今回ほど楽々と巨木に出会えたことはなかったと言っていいくらいだ。
 このシイの巨木もそうである。多分、自力だけで到達しようと思ったら、かなり苦労することになったに違いない。(「巨木探訪」の位置情報は正確だった)
 余談になるが、人里離れたところでは、一般的にカーナビの道路情報は極めて貧弱である。載っていない道も多い。また逆に人家密集地では、車を遠くに駐めて歩くことになるケースも多く、周辺の道路状況を知らないと、うまく行動できない。
 そんな理由から、私は、必ず目的地周辺の詳細地図をコピーして持参することにしている。これが結構役に立つので、ご参考までに。
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