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名称 荒神のムクノキ (こうじんのむくのき)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 9.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 高知県香美市土佐山田町須江(注3)
〃 3次メッシュコード 5033−35−34
〃 緯度・経度 北緯33度36分55.3秒
東経133度40分19.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年7月25日
注1)1991年に旧環境庁から刊行された
注2)その「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2006年3月1日、香美郡内の2町1村が合併して香美市誕生。旧行政区は香美郡土佐山田町
新改川(国分川)左岸の耕地に立つ独立木。
立ち上がってすぐ、ほぼ同じ太さの2幹に分かれている。そのため、幹断面はかなり扁平だが、見る角度によっては、大きな径の巨木のみが有する迫力を感じる(上図参照)。
残念ながら、近年、片方の幹が失われた。力強さが半減してしまった。
根元には小さな祠と小振りの鳥居。
付近に大きな木は見あたらない。
御神木として、敢えてムクノキを植えることはないだろうから、ここを開墾するにあたり、すでにかなりの大きさになっていたムクノキを伐採するのは畏れ多いと考えられたのでなかろうか。この木だけが伐り残され、新開地の守り神と崇められたのかも知れない。 |
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