ページタイトル(諏訪神社のスギ) ロゴ:「人里の巨木たち」

画像:諏訪神社のスギ


画像:諏訪神社のスギへの道


画像:諏訪神社のスギ(幹と並ぶ)
  名称 諏訪神社のスギ (すわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県糸魚川市小滝字小林
 
〃 3次メッシュコード 5537−36−28
 
〃 緯度・経度 北緯36度56分20秒
           東経137度50分49秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2005年5月29日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 姫川との合流点で国道148号と別れ、小滝川を遡る。別れて最初に出会う集落の先に、小滝川右岸を登る道がある。明星山(1189m)登山口に至る道だ。
 そこを登ってすぐ、左手に少し離れて背の高いスギが1本見える。それがこの大杉である。諏訪神社の社殿の前、参道石段の最上部に立っている。
 現在、神社まで、車で通行可能な水平道がつけられているが、もとはもっと低いところから参道を上ってきていたようだ。逆向きに辿ってみようかとも思ったが、とても無理そうで、止めにした。今ではまったく使われることがないようだ。
 社殿内部に、諏訪神社の簡単な沿革を記した紙が張り出されていた。
 それによると祭神は健御名方命(たけみなかたのみこと)、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、宇賀魂命(うかのみたまのみこと)、久々利姫命(くくりひめのみこと)の4柱。創立年暦不詳だが、明治6年(1873)に村社となり、同12年(1879)に現在の拝殿が建立された。その頃約7千5百坪あった境内も、今は約9百坪。
 その間、いろいろな出来事があったことだろう。
 人々の営みをずっと眺めてきた大杉なのである。
 
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