ページタイトル:高性寺の夫婦ケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:高性寺の夫婦ケヤキ 名称 高性寺の夫婦ケヤキ
    (こうしょうじのめおとけやき)
名称の典拠 「秋田の巨樹・古木」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 秋田県南秋田郡五城目町下タ町(したまち)
 〃 3次メッシュコード 5940−70−39
 〃 緯度・経度 北緯39度56分51.9秒
           東経140度07分16.0秒
五城目町指定天然記念物(1977年3月31日指定)(注3)
撮影年月日 2019年5月15日

注1)2008年7月に秋田県緑化推進委員会が刊行。天然記念物指定名称は単に「ケヤキ」
注2)上記「秋田の巨樹・古木」による
注3)天然記念物は大きい方の1本のみ





 五城目町役場から東北東に約900m。真言宗智山派山王山高性寺は市街地のお寺である。
 寺号碑の側面に刻まれた「寺歴」によると、創立された場所や年代は不詳ながら、平安時代末期の天養元年(1144)5月18日に、いずこからか、森山南麓の坊が沢に移転したとの寺伝があるという。
 坊が沢というのはどの辺りなのか知らないが、森山(325m)山頂は現在地の北西1.7kmほど。現在地からはそう遠くない。寺歴にあるように、五城目集落の形成とともに歩んできた寺なのだろう。
 山号からも想像できるように、神仏混淆時代は山王信仰も盛んだったようで、境内の一角に「山王権現」の扁額を掲げる神殿がある。
 大ケヤキはその横。2本並んで立つため「夫婦ケヤキ」と呼ばれることもあるらしい。ずんぐりむっくり、小太りの夫婦である。
 なお、この山王さんは、近隣でよく知られる五城目朝市の守り神なのだそうである。
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