ページタイトル:古四王神社の杉 サイトのシンボル

画像:古四王神社の杉

画像:檜山神社
 中央少し右、奥の方に大杉が見える
名称 古四王神社の杉 (こしおうじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 1300年(注3)
所在地の地名 秋田県能代市檜山字越王下
 
〃 3次メッシュコード 6040−20−08
 
〃 緯度・経度 北緯40度10分15秒
           東経140度06分18秒
能代市指定天然記念物(1978年4月26日指定)
撮影年月日 2007年8月8日

注1)2000年12月1日に能代市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による





 能代市郊外、檜山の集落から西に少し離れて檜山神社が鎮座している。
 案内板によれば、ここはもと古四王神社と称し、坂上田村麻呂(758〜811)が大内田・柏子所の蝦夷を討つ際に、戦勝を祈願して神社を建て、このスギを手植えしたとの話を伝えているという。
 続けて、田村麻呂蝦夷征伐の部分は事実でないとしながらも、越王の地名からも、古代中央政権の影響がこの地にまで及んでいたと推測している。
 檜山神社と称するようになったのは、明治期になってからで、各地で神社の合併が進むなか、当地でもいくつかの神社がまとまった際のことらしい。
 目指す大杉は、社殿に向かって右手、少し低くなった部分に立っている。スギ美林から成る社叢中の1本だが、この周りだけ、大杉に敬意を表して、空間が広く確保されている。
 根元近くに「亀井の水」と呼ばれる清水が湧いている。眼病に霊験があると伝えられているそうである。
 
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