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名称 古森神社のムクノキ
(こもりじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 岡山県岡山市北区御津鹿瀬(みつかせ)(注3)
〃 3次メッシュコード 5233−27−04
〃 緯度・経度 北緯34度50分14秒
東経133度55分48秒
岡山市指定天然記念物(2007年8月27日指定)
撮影年月日 2010年8月22日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)御津町文化財保護委員会と御津町教育委員会が連名で設置した案内板(設置年月不詳)による
注3)2005年3月22日、岡山市に合併。旧行政区は御津郡御津町
瀬戸内海に注ぐ旭川の中流域、国道53号の鹿瀬橋の下流で、旭川は大きく蛇行し、向きを180度変える。カーブの内側では、川が運んだ土砂が堆積して、ちょうど岬のように突き出た地形が形成されることになる。古森神社は、そのような堆積地の一隅に鎮座している。
祭神は、住吉3神と神功皇后。本来、住吉3神は海の神、航海安全の神だが、案内板にあるように、川舟の航行安全を祈願したものだろう。
社殿に向かって右奥に、ご覧のように大きなムクノキが立っている。樹高も幹囲も十分。
ただし、幹の裏側はすっかり削げ落ち、表裏でまったく違う顔を見せている。
裏側もこの姿なら、日本に於けるムクノキ名木となるところであったが。 |
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