ページタイトル:松尾神社跡のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:松尾神社跡のスギ 名称 松尾神社跡のスギ (まつおじんじゃあとのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県南魚沼市小栗山(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−46−89
 〃 緯度・経度 北緯37度04分15.5秒
           東経138度51分47.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年7月15日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2004年11月1日、大和町・六日町の2町が合併して南魚沼市誕生。旧行政区は南魚沼郡六日町





 六日町市街地の西、魚野川(うおのがわ)と平手川(ひらてがわ)に挟まれた山稜の稜線近くに、かつて松尾神社が鎮座していた。(社殿跡地に「松尾神社鎮座地」碑が設置されている)
 神社は表参道を南に開き、小さな谷の砂防堰堤近くから標高差100mほどを葛折りで登っていた。訪問時現在、グーグル・アースの写真でもその様子をはっきり確認できる。
 この参道とは別に、関越自動車道六日町トンネル南口近くから上記山稜を越えて台地上に出る道路にも参道が開いている。こちらはほぼ水平道で、歩く距離も40mほど。近年ではこちらが主参道だったようだ。
 こちらから入ると、大杉は境内の奥ということになるが、かつての表参道を登った場合は境内の入口にあたる。「よく登って来たね」と大杉が迎えてくれた訳だ。
 その気持ちを少しでも味わいたくて、旧参道をかなり下まで降り、そこから登り直してみる。
 夏の日差しは暑いが、見えたり見えなかったりする大杉の濃い緑が頼もしい。振り返ると眼下の眺めも良い。
 神社へのアプローチの演出としては、こちらに軍配が上がるようである。
ボタン:新潟県(中越)の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る