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名称 小林の墓守桜 (こばやしのはかもりざくら) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 不明 目通り幹囲 4.1m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 福島県石川郡石川町中田字入山(いりやま) 〃 3次メッシュコード 5540−54−92 〃 緯度・経度 北緯37度09分44.4秒 東経140度31分37.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2025年4月19日 注2)実測値。幹が分かれる分岐点のすぐ下、地上1mくらの高さで測定した この日の予定で、幸右衛門桜の次に訪ねることになっていたのがこの桜だ。(実際は、途中で寄り道したので次の次になった) この桜も幸右衛門桜と同じく、峠の桜である。県道140号(石川鴇子(とうのこ)線)、矢造(やづくり)と大川内(だいこうち、(注3))の間の峠を見おろす崖の上に立っている。 樹名の小林は地名らしい。峠から少し下ったところに「小林」バス停があった。 桜まで道らしきものがあったので登ってみた。(最後の階段は急勾配かつ滑りやすいので注意。私はスキーストックの助けを借りて登った) 階段の先の頂部は狭く、そこに2基のお墓と桜が立っている。ちょっと窮屈な感じ。 古そうなお墓で、階段の様子から想像するに、今はお参りする人もほとんどいないようだ。 周囲の木々が生長して、桜も自然に帰りつつある状態。 近くで見るとそんな感じだが、県道から見るときの桜は存在感がある。どちらから登っても、峠の上に君臨するように見えるからだろう。 ところで寄り道の話だが、県道63号(古殿須賀川線)で中田字下村松を通るとき、車窓からとても魅力的な景色が見えた。小さな塚の上に立つ桜が、そこだけ灯りが点ったかのように風景から浮き上がっている。車を駐めて訪ねたことは言うまでも無い。 残念ながら幹囲はまだ2m前後。大きさが足りない。かといって無視するには惜しすぎる。というわけで、道中の一風景として紹介することにした。 「少し大きめの画像」ページにその桜の写真があるので、ご覧いただけたら幸いである。 注3)地理院地図による。バス停の表記は「大河内」 |
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