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名称 清水神社のクスノキ
(きよみずじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 14m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 宮崎県西都市清水
〃 3次メッシュコード 4831−13−01
〃 緯度・経度 北緯32度05分35.4秒
東経131度23分27.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年8月2日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
県道24号(高鍋岡線)清水東交差点の歩道脇に立つクスノキ。
傍らに「沿道修景指定樹木」の案内板があった。「郷土を美しく 宮崎県」とあるから、宮崎県にはこのような指定制度があるのだろう。指定されたのは昭和53年(1978)。旧環境庁による巨樹巨木林調査以前の話だ。先見性を賞賛する気持ちと同時に、記念物やら、保存樹やらと、樹木にまで縦割り行政の影響が及んでいることに、少々滑稽な印象も禁じ得なかった。
沿道修景というからには、このクスノキは、道路を美しく飾ることに貢献しているということだろう。「指定要旨 樹姿美」ともある。
しかし、残念ながら、現在の樹姿は、大枝をすべて切り詰められた姿である。これだけの大きさのクスノキにしては、背丈もずいぶん低い。安全が優先されたわけだ。非難を覚悟で本音を言えば、正直、あまり美しい姿ではない。
もう指定は解除してやったらどうだろうか。 |
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