ページタイトル:木脇のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:木脇のムクノキ 名称 木脇のムクノキ (きわきのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 宮崎県東諸県郡国富町木脇(金留)
 〃 3次メッシュコード 4731−72−89
 〃 緯度・経度 北緯31度59分16.9秒
           東経131度21分40.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年8月2日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 県道26号(宮崎須木線)から少し北に入った住宅地のムクノキ。個人の所有物。お屋敷の入口を守る門番のような格好で立っている。(撮影のため、無断で少しだけ屋敷内に入らせていただいた。どうかご容赦を)
 「ひむか巨樹マップ」(注2)に、「火伏椋」の名で掲載されているムクノキである。同書によれば、かつてこの辺りで30余戸を焼く火事が起きた。この木を境に鎮火したため、火伏椋(ひぶせむく)の名がついたという。
 木の上部は、全体に蔓が密に巻き付いていて、その葉や茎(蔓)のため、樹肌が見えない。焦げ痕を探すことは出来なかった。
 あるいは、自らは焼けながら、身を挺して家屋を守ったということではなく、たまたまこの近くで鎮火に成功したというだけのことかも知れない。

注2)宮崎県林務部の企画編集により、鉱脈社から刊行
 
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