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名称 木浦山神社のイチョウ (きうらさんじんじゃのいちょう) 名称の典拠 なし 樹種 イチョウ 樹高 30m(注1) 目通り幹囲 5.3m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 大分県佐伯市宇目木浦鉱山(うめきうらこうざん)(注2) 〃 3次メッシュコード 4931−14−83 〃 緯度・経度 北緯32度49分28.4秒 東経131度32分48.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2017年4月4日 注2)2005年3月3日、佐伯市に合併。旧行政区は南海部郡宇目町 木浦鉱山は天神原山(てんじんばるさん、995m)北麓、中岳川(なかだけがわ)沿いの集落の名前である。そのような名前となったのは、もちろんここにかつて木浦鉱山があったからだ。 採掘が始められたのがいつなのかについて、案内板では「今から約850年ほど前」としているが、実際のところはよく分かっていないらしい。 最盛期は17世紀後半。年間2000斤(約1.2トン?)の錫と4000斤(約2.4トン?)の鉛を産出したという。(Wikipediaによる) その後も平成に至るまで断続的に採掘が続いたようだが、今はもう採掘は行われていない。 集落内に山神社がある。鉱山開発に伴って勧請された神社だろうか。 左図は境内のイチョウ。単幹で直立する大イチョウだ。 素人が枝を切ったのか、それとも何らかの自然現象がへし折ったのか、傷跡も生々しい大枝の跡がいくつか見えるが、上空では力強く大枝を伸ばし、逞しい姿をしている。旧宇目町内では南田原の柳瀬大イチョウに次ぐ大イチョウだ。 イチョウのほか、境内にはスギやケヤキの巨木も立つ。しかし、まだ幹囲5mには達していないようだ。 |
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