ページタイトル:柳瀬大イチョウ 当サイトのシンボル

画像:柳瀬大イチョウ(全景)


画像:柳瀬大イチョウ
名称 柳瀬大イチョウ (やなせおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 大分県佐伯市宇目南田原字柳瀬(注3)
 〃 3次メッシュコード 4931−14−68
 〃 緯度・経度 北緯32度48分29.6秒
           東経131度36分16.2秒
佐伯市指定天然記念物(2004年6月29日指定)
撮影年月日 2010年3月26日

注1)佐伯市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年3月3日、佐伯市に合併。旧行政区は南海部郡宇目町





 北川ダムの人造湖に架かる国道326号「唄げんか大橋」南詰付近で国道に別れ、西に1.5kmほど入ったところが柳瀬である。
 小さな集落のほぼ中央に地蔵堂があり、その境内にイチョウが立っている。イチョウは、佐伯市コミュニティバスの柳瀬バス停のところからよく見える。
 バス停の近くの道路脇に、広い駐車場がある。集落内の道は狭く、イチョウの近くには駐車できないので、ここからは歩くのがよい。
 左上図、イチョウの根元に見えるのは、アニメ映画「となりのトトロ」に登場する猫バスを描いたパネルである。
 実は、旧宇目町には、「ととろ」という名のバス停がある。6kmほど離れた集落で、轟と書いて「ととろ」と読む。そのバス停のところに、このパネルが設置されていた。

6kmほど離れた所にあるバス停 画像:「ととろ」バス停

 それが何故、今ここにあるかは不明だが、思うに、パネルが傷んできて、バス停装飾は新しいパネルに譲ることになったが、さりとて古いパネルを捨ててしまうのは可哀想だ。ということで、ここに運ばれたのでないかと、勝手に想像している。
 トトロには森の精としての一面があったと思う。従って、猫バスが余生を送るのは、宇目町随一の巨木であるイチョウの傍がよかろう、ということだったのではなかろうか。
 イチョウは大枝を多く残し、大きな樹冠を形成している。
 葉を黄金色に染める姿は、きっとすばらしいことだろう。
 
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