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画像:北浦田諏訪社の大杉

画像:北浦田諏訪社の大杉(幹と並ぶ)
名称 北浦田諏訪社の大杉
   (きたうらだすわしゃのおおすぎ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県十日町市浦田字北浦田(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5538−44−94
 
〃 緯度・経度 北緯37度04分45.4秒
           東経138度33分23.2秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2002年9月21日(左の写真)
        2014年9月3日(少し大きめの画像)

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。
注2)2005年4月1日、広域合併により十日町市に編入。旧行政区は東頸城郡松之山町





 諏訪神社の御神木。境内にはスギの巨木が数本あるが、これが群を抜いて太い。
 神社の向かいにお住まいの方にうかがった話では、10年くらい前に、社殿後方に立っていた杉に落雷があった。かなりひどい害を受けたため、伐採したとのことだ。
 その方のお話では、杉はみな同時期に植えられたということだったが、幹の太さにはかなりの違いがある。この1本だけ年を取っているのではないだろうか。
 今回の落雷では、もっと背の高い若い(?)杉が近くにあったために大杉は助かったのだろう。身代わりになってくれたと思えなくもない。
 何百年も生き延びる巨樹があるということは、一方で、犠牲となった木もあるのだろう。落雷は極端な例だが、仲間との生存競争を勝ち抜いてきた、という事実は覆せない。
 生きることの厳粛さを再認識させられた思いがした。
 
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