ページタイトル:北野三社神社のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:北野三社神社のイチョウ(幹と並ぶ)

画像:北野三社神社のイチョウ(遠景)
 背の低い方が太い(矢印)

画像:北野三社神社のもう1本のイチョウ
 背の高い方には大きな気根がある
名称 北野三社神社のイチョウ
    (きたのさんじゃじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 9m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山梨県大月市猿橋町小篠
 〃 3次メッシュコード 5339−30−20
 〃 緯度・経度 北緯35度36分13.8秒
           東経139度00分21.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年5月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 桂川右岸、堀之内の大ケヤキの西700mほどのところに北野三社神社が鎮座している。
 神社の南側を走る県道513号からそちらを見ると、元気のいいイチョウの姿が見える(左中図)。
 実は、標記のイチョウは、この元気の良い個体ではなく、その隣の背が低い方だ(矢印)。元気な方の目通りは、まだ3m前後。
 葉が密集していて幹の様子が分からないが、主幹が途中で折れているのは間違いない。幹をぐるっと回ってみると、表面のかなりの部分は既に枯死している。もう殆ど死んでしまったが、残された枝の何本かはしっかり生きている、と形容するのが適切かも知れない。
 イチョウはケヤキを巻き込んでいたようだ。上図の反対側では、イチョウは既に枯死、巻き込まれたケヤキが生きている。そのため、ケヤキの葉の方が目立つ。
 枯死した部分は、いずれ腐朽が進むことだろう。若い方が主となる時代も、そう遠くはなさそうだ。
 
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