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画像:北中八幡宮のケヤキ(幹と並ぶ)

画像:北中八幡宮のケヤキ(社殿とケヤキ)
名称 北中八幡宮のケヤキ
    (きたなかはちまんぐうのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 7.2m(注1)
推定樹齢 800年(注2)
所在地の地名 栃木県芳賀郡益子町北中
 
〃 3次メッシュコード 5440−50−77
 
〃 緯度・経度 北緯36度28分45.0秒
           東経140度05分41.6秒
天然記念物指定 なし(注3)
撮影年月日 2007年2月17日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2001年4月に八幡宮社務所が設置した案内板による
注3)上記案内板には、昭和30年(1955)7月26日に栃木県指定天然記念物になった旨が記されているが、2007年2月現在、栃木県の文化財リストに該当物件はない





 真岡鉄道七井駅の南1.5kmほどに、北中の八幡宮が鎮座している。国道294号からは西200mほど。
 もとは岩(石)清水八幡神社と称し、由緒書によれば、益子城主因幡守之宗(ゆきむね)の子孫石岡三郎右衛門尉が、治承年間(1177〜80)に勧請したという。
 ケヤキはその際に植えられたと考えられており、それが樹齢推定の根拠のようだ。
 もとは参道の反対側にもう1本あり、2本で対を成していた。今も切株の跡が僅かに残っている。
 残された方も、それほど元気とは言えない。
 主幹は途中で途切れ、大枝もその殆どすべてを失った。ただ、数年前に伸びたと思われる若い枝もあり、今すぐ樹勢をどうこう言うほどでもなさそうだ。
 昭和58年(1983)に改築された社殿はなかなか立派であり、境内もよく整備されている。境内の案内板でケヤキに触れた部分も誇らしげな記述だった。土地の人々からは大切にされてきたことが想像される。
 境内には他に誰もいなかったが、隣接するゲートボール場からは、ときどきお年寄りたちの朗らかな声が聞こえていた。
 
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