ページタイトル:北平神社のタブノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:北平神社のタブノキ_1


画像:北平神社のタブノキ_2
名称 北平神社のタブノキ
    (きたひらじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 鳥取県米子市下安曇(しもあずま)
 〃 3次メッシュコード 5333−02−69
 〃 緯度・経度 北緯35度23分16.2秒
           東経133度21分57.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年10月16日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)「今日もおでかけ」ブログによる。環境省データベースでは幹囲470cmとしているが、実際に目の前にした印象では「今日もおでかけ」の値の方が正しそうだ





 ムクノキを紹介した米子市の北平神社には、さらに大きいタブノキもある。
 こちらは旧参道(?)をもう少し進んだところ。モウソウチクの林の中。林の手入れがされていないわけではなさそうなのだが、そろそろ「密林」になり始めている状態で、根元に辿り着くのに苦労した。
 当地に限らず、各地でモウソウチクが密林化しつつある状況をしばしば見かける。
 青竹の姿が美しく、筍の恵みも得られるモウソウチクだが、繁殖力が旺盛なため、古い竹をせっせと除去してやらないと、いずれ大変なことになる。(人が入り込む隙間もないほどに密生した竹林を見たことがある)
 間伐するには人手が必要だし、条例等で野焼きが禁止されている自治体が殆どとなった今、その処理も大変だ。人口の都市集中が進んで、地方に若者が定着しづらくなった時代に、美しい竹林を維持するのはだんだん困難になってきているのだろう。
 北平神社のタブノキは、背丈があまり高くない。今はまだ何とか樹勢を保っているようだが、周囲を覆い尽くすモウソウチクに日光を奪われて徐々に弱ってしまうことが心配される。
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