|
|||||
名称 長泉寺のナギ (ちょうせんじのなぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ナギ 樹高 15m(注2) 目通り幹囲 3.0m(注2) 地上1.2mで測定 推定樹齢 不明 所在地の地名 三重県北牟婁郡紀北町小山浦(おやまうら)(注3) 〃 3次メッシュコード 5136−11−18 〃 緯度・経度 北緯34度06分02.1秒 東経136度13分31.1秒 紀北町指定天然記念物(1998年5月13日指定) 撮影年月日 2023年9月10日 注2)上記案内板による(2011年計測値) 注3)2005年10月11日、2つの町が合併して紀北町誕生。旧行政区は北牟婁郡海山町(みやまちょう) 2019年に訪ねた南伊勢町の長泉寺のナギを紹介する際、「三重の巨樹・古木」に「棚橋竈・長泉寺のナギ」の名称で紹介されているのを、「ナギ巨木のある長泉寺が複数あるわけではないので」棚橋竈は不要だろうと切り捨ててしまった。よく調べもせずに、なんと愚かなことをしたものか。 その後、「巨樹と花のページ」でこのナギを知って愕然。あろうことか、同じ三重県に別の「長泉寺のナギ」があったのだ。しかもこちらの長泉寺も同じ曹洞宗。 そもそもナギ巨木そのものが極めて少ない。それなのに、一つ置いた隣町の同じ名前の寺院にあったとは…。つくづく即断は禁物と反省。 閑話休題。 こちらの長泉寺があるのは紀北町小山浦。清流として知られる銚子川(ちょうしがわ)河口の集落である。 長泉寺は集落南西部、山を背にした立地だ。 本堂の正面、境内の中央にナギが立っている。 枝先が切り詰められ、「巨樹と花のページ」の写真に比べ、樹冠はずっと小さい。樹勢が衰えてきたための処置だろうか。 立ち位置から見ても、これまでずっと大切にされてきたナギだと思われる。 元気を回復してくれることを祈る。 |
|||||