名称　希望のくすの木　（きぼうのくすのき） 名称の典拠　現地の標柱 樹種　クスノキ 樹高　２０ｍ（注1） 目通り幹囲　６．３ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　宮崎県児湯郡川南町川南 　〃　３次メッシュコード　４８３１−２４−４１ 　〃　緯度・経度　北緯３２度１２分２１．８秒 　　　　　　　　　　　東経１３１度３１分１７．９秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０１８年３月２１日 注1）九州森林管理局のウェブサイト「一ツ瀬川流域の巨樹・巨木」による 　川南町役場の北方約１．７ｋｍ。川南小学校の正門横に立つクスノキ。 　２本の融合木だと思われるが、根元付近ではしっかりくっついて１本になっている。まだ若々しいクスノキである。 　傍らの石柱に「希望のくすの木」と記されていた。学校ではそのように呼ばれているのだろう。私のサイトでもその名前を借用することにした。 　川南小学校の公式ウェブサイトを拝見すると、川南尋常小学校の創立は明治３３年（1900）。その後、時代の変遷につれ、昭和１６年（1941）には川南国民学校、そして昭和２２年（1947）に現在の川南小学校の名称となって今日に至っているようだ。 　クスノキについては何も記されていなかったが、クスノキの立地場所から見て、開校から間もない頃に植えられたのではなかろうか。 　訪ねたのは春分の日の朝８時前。いつもならば登校する児童の可愛い姿が見られそうな時間だが、この日は休日。子供の姿は見えない。 　鈍色の雲の下に立つクスノキがなにやら寂しそうに見えた。