ページタイトル:毛津神社のスダジイ 当サイトのシンボル

画像:毛津神社のスダジイ

裏山のスダジイ
画像:毛津神社のスダジイB(若いスダジイ)
名称 毛津神社のスダジイ (けづじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 9.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 島根県出雲市佐田町毛津(注3)
 〃 3次メッシュコード 5232−75−14
 〃 緯度・経度 北緯35度15分49.8秒
           東経132度40分23.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月22日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)同上。環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)では6.0mに訂正されている
注3)2005年3月22日、出雲市に合併。旧行政区は簸川郡佐田町





 国道184号から「やすらぎの森」の西を通り、銀山谷観光栗園の東を通って、県道280号(佐田小田停車場線)を北に進むと、毛津本郷の小盆地に出る。毛津神社は、そこに鎮座している。
 神社前の道は狭く、駐車スペースがない。さらに、訪問時は交差点付近が道路工事中であったため、かなり遠くに車を置いて歩いた。
 石段を登ると正面に社殿、左手に大スダジイが立っている。
 かなり年老いているようで、内部はすっかりがらんどう。大枝を失った痕が、本来の樹肌をわからなくしているような個所もある。ただし、まだ幹表面の大半が残っており、骨皮筋右衛門の印象ではなく、武骨で逞しい姿だ。
 社殿からさらに上に至る参道石段脇に立つため、根元の高低差が大きい。環境省の巨樹測定要項通り、高地側から上に1.3mの高さをとって幹囲を測れば、もっとずっと小さい値になると思われる。しかし、このスダジイを見る位置は、境内平面から、あるいは上参道の入口からだろう。そこから見上げる印象は、9.5mまではどうかとしても、6mの木のそれではない。
 社殿を囲む裏山にも若いスダジイが元気に育っている。大きいものは、目分量で5mはありそうだ。
 ちゃんと次代を継ぐ者も育っているようだ。
 
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