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名称 華蔵庵の松 (けぞうあんのまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クロマツ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 360年(注3)
所在地の地名 岡山県真庭市久世(注4)
〃 3次メッシュコード 5233−46−80
〃 緯度・経度 北緯35度04分38.5秒
東経133度45分00.4秒
真庭市指定天然記念物(1963年5月1日指定)
撮影年月日 2016年3月26日
注1)2002年3月1日に旧久世町教育委員会が設置(その後、設置者名を真庭市教育委員会に訂正)。ただし、天然記念物指定名称は「華蔵庵のクロマツ」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年3月31日、5町4村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡久世町
真庭市中心部(旧久世町)市街の南を旭川(あさひがわ)が流れ、川に並行して、町並みを東西に貫くように国道181号(出雲街道)が通る。
北からは三坂川(みさかがわ)が流れてきて、JR久世駅と真庭市役所の中間付近で国道の橋を潜り、本流の旭川に合流している。
左図の大松が立つのは、その三坂川のほとり。国道と旭川の間。
なかなか立派なクロマツである。
各地で松枯れ病が猛威を奮い、元気の良い大松を見ることが少なくなった。5mに満たない幹囲とはいえ、今や、これだけの大松は貴重である。
根元をアスファルト道路が通っていて、マツに与えられた面積は狭い。窮屈な環境にもかかわらず、今のところ、樹勢は良好そうに見える。
かつてここには華蔵庵という名の庵寺があったらしい。
今は、面影を探すのも難しく、マツの名前に記憶を留めるのみである。 |
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