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名称 傑山寺のスギ (けっさんじのすぎ) 名称の典拠 なし 樹種 スギ 樹高 22m(注1) 目通り幹囲 4.5m(注2) 推定樹齢 200〜299年(注1) 所在地の地名 宮城県白石市南町2丁目 〃 3次メッシュコード 5640−74−99 〃 緯度・経度 北緯37度59分45.6秒 東経140度37分02.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2024年6月9日 注2)まったくの目分量 白石市役所の南方(やや西)約800mのところに、麓との標高差40mほどの小山があって、東側斜面一帯が臨済宗妙心寺派の名刹常英山傑山寺の境内である。 傑山寺の開創は慶長13年(1608)。伊達政宗の忠臣であった初代片倉小十郎景綱が天心智寛大和尚を開山に請じ、片倉家の菩提寺として創建したお寺だ。(傑山寺公式サイトに詳細説明あり) 初代片倉小十郎景綱と初代谷風梶之助、二つのビッグネームに誘われて傑山寺を訪ねた。もちろん一番の目的は大杉であるが。 本堂の扉の外からご本尊へのお参りを済ませ、案内図に従って本堂横の階段を通り、初代小十郎公の墓標とされる一本杉に向かう。(「傑山寺の一本杉」の名称で市指定天然記念物) 没して間もなく植えられたのであれば樹齢は約400年。期待して訪ねたのだが、思ったほどの巨木ではなかった。目分量で、幹囲3.5mまであるかどうか。むしろ周囲の林内に散在するモミの方が大きいくらいだ。 墓標ということなので、スギに向かって手を合わせ、次は谷風の墓へ。 その途中に左図のスギが立っていた。若い頃に主幹を失ったものか、途中で複数幹に分かれ、それらが揃って上に向かっている。 こちらも幹囲は予想より小さかったが、姿に一種の趣きがある。さらに本堂前の片倉小十郎像や、二つのビッグネームが加われば、スルーするのは勿体ないということで、私のサイトで紹介することにした。 お訪ねになって失望することはないと思われる。 |
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