ページタイトル:見性寺の大欅 サイトのシンボル

画像:見性寺の大欅

画像:見性寺の大欅(全景)
名称 見性寺の大欅 (けんしょうじのおおけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県山本郡三種町下岩川字長面(注2)
 
〃 3次メッシュコード 6040−11−01
 
〃 緯度・経度 北緯40度05分11秒
           東経140度08分11秒
山本町指定天然記念物(1979年7月1日指定)(注2)
撮影年月日 2007年8月9日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2006年3月20日、山本郡内3町が合併して三種町誕生。旧行政区は山本郡山本町





 長面集落の中ほど、三種川のほとりに曹洞宗大圓山見性寺がある。
 奥様に撮影の許可をお願いしたところ、現場まで案内して下さった。
 大ケヤキは本堂裏手、墓地のほぼ中央に腰を下ろしている。堂々たる体格で、実際の目通りは標記データよりも大きそうだ。
 単幹で立ち上がり、途中から太い2幹とその他の大枝に分かれている。幹の1本は分岐点のすこし上で途切れ、もう全く枯れてしまった。それに比し、最大の幹は元気がよい。最頂部まで、びっしりと葉を付けている。
 「これだけの大木にしては元気がいいですね」と言うと、お陰で、墓が持ち上げられて困るとのこと。墓地内の巨木についての悩みはどこも同じようだ。
 写真ではわからないが、寺叢で遠くから最も目立ったのはスギの木だった。また、三種川近くのケヤキも目通りは3mを超えているだろうか。これらが次世代の巨木たちである。
 でも、大ケヤキの現在の樹勢を見る限り、そう易々とは主人公の座を譲ってもらえなさそうだ。

※グーグルアースで確認したところ、大欅の姿が見えない。どうやら失われてしまったようだ。大欅にいったい何があったのだろうか。(2016.12.18追記)
 
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