ページタイトル:県民会館のケヤキ サイトのシンボル

画像:県民会館のケヤキ(No.2)

画像:県民会館のケヤキ(No.1)
名称 県民会館のケヤキ
    (けんみんかいかんのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県秋田市千秋明徳町
 
〃 3次メッシュコード 5940−40−59
 
〃 緯度・経度 北緯39度43分08秒
           東経140度07分17秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月10日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 秋田県民会館の駐車場を囲む土塁上に立つケヤキ。
 旧環境庁が1991年に刊行した調査結果には、計11本のケヤキ巨樹が掲載されている。標記したデータはその中で最大の個体のものである。
 下図のケヤキがそれだろうと思われる。しかし、訪問時現在、主幹は朽ち果て、とても25mの樹高はない。
 幹囲5.5mの個体がNo.2とされている。上図の個体がそれであろう。こちらはまだ樹勢良く、秋田県生涯学習センターの背後に立っている。
 ここは秋田藩主佐竹氏の居城久保田城の城郭内。南西端にあたり、外側を堀が取り巻いている。
 大政奉還によって開城する前、ここには佐竹藩家老渋江氏の館があった。樹齢から想像するに、渋江氏の屋敷築造から、そう遅れない時期にケヤキは植えられたのでなかろうか。
 市民が堀の内側にも自由に入ることが出来るようになってから、もう100年以上を経た。昭和43年(1968)、全国植樹祭を機に秋田市はケヤキを市の木に定めたが、市民の心には、県民会館のケヤキたちが脳裏にあったのではなかろうか。
 
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