ページタイトル:稲荷のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:稲荷のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 稲荷のクスノキ (いなりのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 8.7m(注2)
推定樹齢 700〜1000年(注3)
所在地の地名 宮崎県東諸県郡国富町本庄(稲荷)
 〃 3次メッシュコード 4731−72−85
 〃 緯度・経度 北緯31度59分21.9秒
           東経131度19分15.1秒
国富町指定天然記念物(2003年3月28日指定)
撮影年月日 2012年8月2日

注1)国富町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による





 国富町役場がある本庄は、ずいぶん古くから開けていたらしい。その付近に散在する古墳57基が「本庄古墳群」の名で国史跡とされている。(1934年8月9日指定)
 そのうち、県道を挟んで、国富運動公園の南にある第38号墳は「剣の塚」と通称され、ヤマトタケルがクマソタケルを刺した短刀を埋めたとする伝説がある。(ほかに、神武天皇の兄の墓だとか、景行天皇の妃の墓だという伝説もあるようだ)。(案内板より)
 その古墳上に稲荷神社がある。「剣の塚」のお稲荷さんだから、文字は異なるが、「剣柄稲荷神社(けんのつかいなりじんじゃ)」と呼ばれる。
 標記のクスノキは、朱に塗られた本殿の左(向かって右)。名称の「稲荷」は神社のことでなく、地名を指すと思われる。
 堂々たる体格は、東諸県郡内随一である。
 
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