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名称 慶海桜 (けいかいさくら) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 11m(注2) 目通り幹囲 4.4m(注2) 推定樹齢 150年(注2) 所在地の地名 山形県南陽市宮内 〃 3次メッシュコード 5740−01−91 〃 緯度・経度 北緯38度04分46.4秒 東経140度08分27.6秒 南陽市指定天然記念物(2002年3月25日指定) 撮影年月日 2022年4月18日 注2)上記案内板による 眺陽桜と同じく双松公園に立つ桜。 樹名について。双松公園は、標高294mの頂上を持つ小山の上にある。その小山の名前が慶海山(けいかいさん)。山の名前をもらった桜である。 慶海桜と眺陽桜は樹形も大きさもよく似ている。樹齢150年も同じ。 幹囲データはかなり異なるが、慶海桜のデータは根回りに近い。データを記した案内板の設置者が異なるので、測定方針も異なったのだろうか。対面した印象では、上記のように感覚的には両者の大きさはほぼ同じ。 ともに人の手で植樹されたと思われるが、立地場所はかなり異なる。駐車場に向かう途中で眺陽桜が自然に目に入るのに対して、慶海桜の方は、探さなければ分からないような、何も無い斜面の途中に立つのである。 私が勝手に思うに、眺陽桜は来園者からよく見えるように、慶海桜は、公園に行かなくとも、ここに暮らす人々からよく見えるように、それぞれ位置を選んで植えられたのではないだろうか。 掲載した写真では花が寂しげだが、満開時はさぞ見事だろうと思うのも眺陽桜と同じ。 |
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