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名称 白鬚神社のクスノキ
(しらひげじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 宮崎県児湯郡川南町川南(白鬚)
〃 3次メッシュコード 4831−23−37
〃 緯度・経度 北緯32度11分46.3秒
東経131度28分11.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月20日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
東九州自動車道「川南」パーキングエリアの西方1.6kmほど。切原川(きりはらがわ)右岸高台に、白鬚神社が鎮座する。
社伝では天長2年(825)の創建と伝え(案内板には、最初の鎮座地は現在地後方の白鬚権現山だとある)、主祭神は伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、建速須佐之男大神(たけはやすさのおのおおかみ)、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)の3柱。江戸時代には高鍋藩主内室が厚く崇敬し、祭事には代参が恒例だったようだ。延享4年(1747)には300間(540m)四方の広大な土地が寄進されている。(平凡社「宮崎県の地名」による)
境内の奥に「畜鎮魂社」があり、その横に左図のクスノキが立つ。(上記データよりも大きそうだ)
これが境内一の巨木であるが、このほかにもクスノキ巨木が数本ある。また、クスノキのほかに、スギの巨木もあって、そのなかの1本が神木とされている。(境内入口近く、煉瓦造りの荒神社(?)のそばのスギも印象的だ)
私が住む新潟県では、これくらいのスギ巨木は珍しくないが、クスノキ巨木が育たない。従って、クスノキに一種のあこがれを覚える。
一方、九州においてはクスノキ巨木は珍しくない。気に留める人も少ないのだろうか。
こんなに立派なクスノキなのに、思いのほか軽く扱われているように感じられ、少々不思議な感じがした。 |
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