ページタイトル:川前のかつら 当サイトのシンボルマーク

画像:川前のかつら(幹と並ぶ) 名称 川前のかつら (かわまえのかつら)
名称の典拠 「秋田の巨樹・古木」(注1)
樹種 カツラ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 秋田県横手市十文字町睦合字川前(注3)
 〃 3次メッシュコード 5840−63−66
 〃 緯度・経度 北緯39度13分38.8秒
           東経140度27分02.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月9日

注1)2008年7月に秋田県緑化推進委員会が刊行
注2)上記「秋田の巨樹・古木」による
注3)2005年10月1日、横手市に合併。旧行政区は平鹿郡十文字町





 支流の皆瀬川(みなせがわ)と本流の雄物川(おものがわ)の合流点のすぐ下流側に架かる今泉橋(いまいずみばし)から東方に800mほどにある集落が川前である。
 左図のカツラは、川前の東端付近。生活道路の交差点に立っている。
 カツラは流水を好む樹木らしく、しばしば渓流に根を洗われるような環境に巨木が見られる。
 しかし、このカツラが立つ場所は、一見、乾燥地に見える。
 川前という集落名の「川」は雄物川のことであろう。今は川原から1km弱離れているが、集落名から想像するに、かつてはもっと近くを流れていたのではなかろうか。雄物川と川前の間に、中島という名の集落があることがそれを物語っているように思われる。(中島は大きな中州だった?)
 このカツラも、雄物川(の地下水)に育てられたのかも知れない。
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