ページタイトル:金剛寺のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:金剛寺のケヤキ 名称 金剛寺のケヤキ (こんごうじのけやき)
名称の典拠 「奈良のむかしばなし」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 800年(注2)
所在地の地名 奈良県吉野郡川上村神之谷(こうのたに)
 〃 3次メッシュコード 5136−30−30
 〃 緯度・経度 北緯34度17分10.2秒
           東経136度00分25.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年9月9日

注1)奈良県公式ウェブサイトにこのページがある
注2)上記「奈良のむかしばなし」による





 高野山真言宗妹背山金剛寺がある神之谷は吉野川右岸、大迫(おおさこ)ダムから1.6kmほど下流側。
 北和田集落の西で、左岸を走る国道169号と別れて大平橋を渡り、突き当たりを右折して上流方向へ。1.5kmほどで金剛寺に至る。(国道からの分岐点と、寺に下る分かれ道のところに「金剛寺」の案内表示あり)
 金剛寺々伝では役小角の開創とされているようだ。役行者自身がシャクナゲの木で本尊地蔵菩薩を刻んだとも。時代が移り、その後は後南朝とも大きく関わったようで、境内に自天親王神社と河野宮墓がある。
 しかし、日本の中世史に興味の無い私には猫に小判というもので、このケヤキが最大の目的である。
 ケヤキが立つのは参道石段の上部、向かって左。
 幹そのものは大して太くないが、地際の力強さはなかなかのもの。すっかり気に入ってしまった。
 かつては幹がもう1本あったようだ(あるいは別の木だったのかも)。それが枯れて、空洞が出来ている。
 空洞内には小さな鳥居が設置されていた。
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