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名称 片岡家の大ケヤキ (かたおかけのおおけやき) 名称の典拠 「巨樹、巨木巡礼」 樹種 ケヤキ 樹高 23m(注1) 目通り幹囲 7.2m(注1) 推定樹齢 300年以上(注1) 所在地の地名 奈良県宇陀市大宇陀田原(たわら) 〃 3次メッシュコード 5135−57−25 〃 緯度・経度 北緯34度26分41.6秒 東経135度56分48.8秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年5月18日 大宇陀田原地区を東西に貫く県道が135号(宇太三茶屋線)だ。この県道を東から西に向かって走る時、車窓から大ケヤキがよく見える(右手)。 大ケヤキは立派なお屋敷の高い石垣の上部から斜めに突き出している。その姿がなかなか印象的。 お屋敷の主(あるじ)は片岡さん。奈良県歴史文化資源データベースによると、片岡家は『歴代当主が近世のほぼ全期間を通じ田原村の庄屋をつとめ、郡山藩領時代には大庄屋、幕府領時代には年預(惣代庄屋)、明治以降は戸長や村長などもつとめ』た家柄とのこと。茅葺(一部桟瓦葺)の主屋と長屋門形式の表門は国指定重要文化財。重文指定を受けているが、今も現役の住宅である。 県道からお屋敷まで、市道と見紛うような取り付け道路があって、そこから大ケヤキを見学させていただいた。 合体木のような気がするが、そうでないかも知れない。いずれにせよ根元近くではしっかり一体化していて、その量感はなかなかのもの。下に立って見上げると、頭上からの圧力を感ずるほど。 取り付け道路の入口付近、田原区集会所前の県道路肩部分がかなり広くなっている。見学者はここに駐車してよいということなのだろう。私もありがたく使わせていただいた。(道路からのケヤキ見学は自由だが、住宅の見学には事前連絡が必要) |
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