ページタイトル:樫山の山ノ神のスギ 当サイトのシンボル

画像:樫山の山ノ神のスギ(幹と並ぶ)

画像:樫山の山ノ神のスギ(遠景)
名称 樫山の山ノ神のスギ
    (かしやまのやまのかみのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 高知県土佐郡土佐町樫山
 〃 3次メッシュコード 5033−44−42
 〃 緯度・経度 北緯33度42分23秒
           東経133度31分52秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年7月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 相川川(あいかわがわ)右岸高台に広がる耕地の一角に山祇神社(やまずみじんじゃ)がある。
 探訪日現在、国土地理院の2万5千分の一地形図にも神社マークがなく、知る人の少ない神社だと思われるが、真新しい石鳥居があり、それには「山ノ神」と刻んだ石額が掲げられてあった。
 神社をしっかり守っている人がいるのだ。
 山地の神社らしく、簡素な社殿は鬱蒼と茂る木々に囲まれている。境内は全体に薄暗く、落葉の中でツチアケビが実をつけていた。
 社叢は多分、自然林のままだと思われる。
 そのなかの頭領がこの大杉だ。
 スギたちは、あるいは植えられたのかも知れないが、大杉も、大杉以外の木も、手入れされてきたようには見えない。
画像:境内で見つけたツチアケビ
 ツチアケビ
 自然のままに、自身の生命力だけで育ってきたということなのだろう。
 そして、これからも、きっとそうなのだろうと思われる。
 
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