ページタイトル:柏島稲荷神社のアコウ 当サイトのシンボル

画像:柏島稲荷神社のアコウ

画像:柏島稲荷神社のアコウ(境内にある別のアコウ)
名称 柏島稲荷神社のアコウ
    (かしわじまいなりじんじゃのあこう)
名称の典拠 なし
樹種 アコウ
樹高 6m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 高知県幡多郡大月町柏島
 〃 3次メッシュコード 4932−15−20
 〃 緯度・経度 北緯32度46分18.1秒
           東経132度37分41.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月31日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)高知県緑化推進委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)





 柏島は、かつては離島だったが、今は橋が架けられ、陸続きとなった。
 新柏島大橋を渡ると、道はそのまま北東部の集落に通じる。アコウがある稲荷神社は、港のすぐ近く。
 3本のアコウが目につく。1本は鳥居の近く。そして、左図の2本だ。
 案内板によれば、江戸初期の土佐藩家老、野中兼山(のなかけんざん。1615〜64)が、承応元年(1652)に八丈島から移植したという。兼山は保護・育成の必要性を説いたとも伝えられているようだが、どんな目的があったのだろうか。それに、何故アコウなのか。その辺りについての記述はない。
 訪ねた日も風が強かったが、海岸近くにあって、アコウが強風に晒されることも多いのだろう。どのアコウも樹高が極端に低く、小枝は水平方向に、屋根のような姿で広がっている。
 現在、境内の一角は「あこう公園」とされ、遊具が設置されている。島の子供たちにも、アコウに親しんでもらおうということだろうと思われる。
 
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