ページタイトル:鹿島天足別神社のアカガシ サイトのシンボル

画像:鹿島天足別神社のアカガシ

画像:鹿島天足別神社(社叢のスギ)
 社叢のスギ

画像:鹿島天足別神社(参道石段)
 参道石段
名称 鹿島天足別神社のアカガシ
    (かしまあまたりわけじんじゃのあかがし)
名称の典拠 県天然記念物指定名称
樹種 アカガシ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 宮城県富谷市大亀字和合田(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5740−47−34
 
〃 緯度・経度 北緯38度22分02.0秒
           東経140度55分38.2秒
宮城県指定天然記念物(2006年4月27日指定)
撮影年月日 2008年8月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2016年10月10日、市制施行。富谷市となる。旧名称は黒川郡富谷町





 鹿島天足別神社は大亀山森林公園内にある。参道付近に駐車場がないので、公園駐車場に駐車して、歩いた。神社までの距離はいくらでもない。
 雨上がりの清澄な空気を深く吸ってから、石段を登り始める。
 森林公園というだけあって、社叢のスギは実に美しい。地衣類の一種だと思うが、スギにくっついて、幹を白く彩っている。それが、前日までの雨で濡れた黒い土から、ぼうっと光って立っている(中図)。その幻想的な美しさを、私の写真技術ではうまく伝えられないのがもどかしい。
 また、参道の石段も気に入った。積まれた自然石を年月が磨き、濡れた石の、光と影のコントラストが自然のリズムを刻んでいる。
 人工の自然でも、こんな美しさと出会うことが出来る。これも巨木探訪の余禄というべきだろう。
 石段を登りきったところにアカガシが立っている。
 背が低く、高さより水平方向への広がりの方が大きい感じを受けた。折損枝が少なく、いまだ多くの大枝をつけている。樹勢も良さそうだ。
 ただ、残念ながら、5.7mまでの幹囲はないのでなかろうか。
 
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