ページタイトル:笠森観音のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:笠森観音のクスノキ 名称 笠森観音のクスノキ
    (かさもりかんのんのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 千葉県長生郡長南町笠森
 〃 3次メッシュコード 5340−01−76
 〃 緯度・経度 北緯35度23分58.4秒
           東経140度11分55.0秒
国指定天然記念物(1970年1月23日、「笠森寺自然林」の名称で、自然環境における棲息動物と境内の樹木を一括指定)
撮影年月日 2014年5月16日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 「笠森観音」と通称される天台宗笠森寺(かさもりじ)は、四方懸造(しほうかけづくり)という珍しい建築様式の観音堂(本堂)で知られる。
 懸造(かけづくり)というのは、何本もの柱を立てることで、傾斜地に迫り出すように建物を造る様式のこと。京都・清水寺の舞台を想像していただければよい。
 四方懸造の笠森観音堂は、いわば建物の四面全てが「清水の舞台」なのである。全国で、ここだけらしい。
 その観音堂の裏手に、クスノキ巨木が立っている。
 参道途中の「子授楠」は有名だが、こちらのクスノキを知る方は少ないようである。
ボタン:千葉県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る