ページタイトル:笠置キャンプ場のブナ 当サイトのシンボルマーク

画像:笠置キャンプ場のブナ 名称 笠置キャンプ場のブナ
    (かさぎきゃんぷじょうのぶな)
名称の典拠 なし
樹種 ブナ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 4.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県十日町市中条丁(西枯木又)
 〃 3次メッシュコード 5538−56−37
 〃 緯度・経度 北緯37度07分06秒
           東経138度50分25秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年7月23日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による。根元近く、分岐する前の最も細そうな部分を測ると4.0m





 十日町市と南魚沼市との境界部、北越急行赤倉トンネルの上近くに笠置山(678m)の山頂があり、山頂近くの北側斜面がキャンプ場として開かれている。
 十日町市観光協会ウェブサイトによると、地元の「枯木又エコミュージアムの会」が運営する有料キャンプ場らしい。同サイトの情報ではキャンプ場散策にも百円必要らしいのだが、私が訪ねた時は、私のほかに人影が無く、管理施設も見当たらなかったので、納めることが出来なかった。
 キャンプ場の敷地に入ったすぐ先に広場があって、広場の端の方に左図のブナが立っていた。
 ブナはこの辺りの自生樹の一つだ。もとは他樹種も混生していたが、それらを伐採してブナ純林に変えたと思われる。
 ほとんどのブナは「あがりこ」樹形である。西枯木又の人々が薪や木炭として利用していたのだろう。
 特別大きな個体は無いが、3m前後のブナはかなり多い。
 それらの中で目についたのが左図のブナである。
 上記幹囲データは環境省の巨樹測定要項通り、地表面から1.3mの高さで測ったと思われるが、その高さはちょうど2幹に分かれるあたり。分岐する前はもっと細いが、このブナが一番印象に残った。
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