ページタイトル:加納のねず 当サイトのシンボルマーク

画像:加納のねず 名称 加納のねず (かのうのねず)
名称の典拠 境内入口の案内柱(注1)
樹種 ネズミサシ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 2.8m(注2)
推定樹齢 伝1000年(注2)
所在地の地名 新潟県柏崎市加納(中加納)
 〃 3次メッシュコード 5538−74−89
 〃 緯度・経度 北緯37度19分16.7秒
           東経138度37分13.1秒
柏崎市指定天然記念物(1979年2月15日指定)
撮影年月日 2024年5月2日

注1)柏崎市教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)「柏崎市/高精度デジタルアーカイブ」による





 JR信越本殿北条(きたじょう)駅の南南西約2.4km、鳶ヶ峰(とびがみね)東麓に、真宗大谷派紫雲山光賢寺(こうげんじ)がある。
 新潟県仏教会編「新潟県寺院名鑑」によると、古い昔は蒲原郡大崎村(現在の三条市街地東部?)にあったが、天正6年(1578)に火難で焼失。たまたま知縁を通じて現在地にあった浄安寺が廃されたことを知り、天正8年(1580)、その跡地に光賢寺を移転・再興したのが当地における始まりとのこと。
 裏山に天然記念物のネズミサシが立つ、というところまでに事前に調べておいたのだが、裏山全体が背の高いスギに覆われていて、本堂の近くからはネズミサシが見えない。
 場所を教えていただくためにお庫裏を訪ねたところ、ご御住職がわざわざ近くまで案内して下さった。(感謝)
 ネズミサシが立つのは本堂の右斜め後方(向かって左斜め奥)。本堂の南から山に入る小道があり、少し歩くと小道の右側に、舟形光背をつけた石地蔵が見える。お地蔵さんの横から脇道に入るとネズミサシの近くに出る。(脇道は荒れているので注意)
 2幹のネズミサシで、合体木ではないかと思われる。(その近くには、すっかり枯れてしまった別の1本も)
 樹齢1000年はどうかと思うが、古木であるのは間違いない。とは言っても、今も生長し続けていることもまた確かである。
 上記幹囲データは昭和時代の測定値であろう。今はもう少し大きくなっているだろうと思われる。
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