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名称 鹿野田神社のクスノキ
(かのだじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 宮崎県西都市鹿野田(潮)
〃 3次メッシュコード 4831−03−81
〃 緯度・経度 北緯32度04分15.8秒
東経131度23分28.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年8月2日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
鹿野田神社の祭神は、彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)。天孫ニニギの子であり、海幸山幸(うみさちやまさち)神話の山幸彦(やまさちひこ)である。帰郷する際、海神綿津見大神(わだつみのおおかみ)から授かったという潮満玉(しおみつたま)・潮涸玉(しおひるたま)を御神体としているらしい。
このクスノキは、参道石段の入口、向かって左に立つ。根元付近で複数幹に分かれているため、ずんぐりした姿。なかには元気の良いうちに切られた幹も見える。
ところで、鳥居の向かい側に、「潮満の泉」がある。深さは約3m。塩水の井戸らしい。海岸からは10km以上離れているのだが、海水の干満に連動して、水面が上下すると言われているとか。(案内板より)
この塩水井戸は、御神体の神徳によるものだという。(実際は順序が逆で、井戸が潮満玉→山幸彦を連想させ、それを祀る神社ができたのだと思うが)
「潮(うしお)」の字名も、この井戸に因むと思われる。 |
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