ページタイトル:菅谷不動尊のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:菅谷不動尊のスギ 名称 菅谷不動尊のスギ (すがたにふどうそんのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県新発田市菅谷
 〃 3次メッシュコード 5639−73−73
 〃 緯度・経度 北緯37度58分45.5秒
           東経139度24分44.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月19日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による





 櫛形山脈を越える箱岩峠の東口に、真言宗醍醐派諸法山菅谷寺(かんこくじ)がある。源頼朝(みなもとのよりとも)の叔父にあたる護念上人が創建した古刹で、通称は菅谷不動尊(すがたにふどうそん)。
 境内にはスギ巨木が多く見られるが、殆どが幹囲3m台で、まだ比較的若い樹林のように思われる。(何故か、新発田市からは環境省への報告データが極めて少なく、菅谷寺の巨木も全く登録されていない)
 そのなかで、山門(仁王門)と本堂の間、垢離場(こうりば)と称する水場近くに立つ杉が最も大きい。このスギだけ、ほかのスギたちと樹齢が大きく異なるものと思われる。
 残念ながら、樹皮のかなりの部分が傷んでいる。健康状態は、万全ではなさそうだ。
 今のところは頂部まで葉をしっかりつけているが、今後も、少しでも長く、頭領の座を守り続けてもらいたいと思う。
ボタン:新潟県(下越)の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る