ページタイトル:閑慶院のムクノキ 当サイトのシンボル

画像:閑慶院のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 閑慶院のムクノキ (かんけいいんのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 7.8m(注1)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 高知県安芸市井ノ口乙
 〃 3次メッシュコード 5033−27−51
 〃 緯度・経度 北緯33度32分51.9秒
           東経133度53分34.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)「木に声援を!」と記した立札による(閑慶院が設置)





 宮ノ上集落の北西部、山を背にして、曹洞宗吉峰山閑慶院がある。
 案内板によれば、永禄年間(1558〜70)の開創という。織田信長が天下取りに動き出した頃だ。ムクノキの推定樹齢が正しければ、その頃すでにムクノキはあったことになる。
 本当だろうか。石垣とムクノキの関係を見ると、仮に今の石垣が後世のものだとしても、ムクノキが根を下ろす以前に、ここに何らかの構造物があったことは間違いないように思われるのだが。
 ところで、余談だが、ここ旧井ノ口村は、三菱財閥の創始者岩崎弥太郎の出身地である。現在の井ノ口甲には、生家も残っている(無人。個人所有だが、見学無料)。そしてここ閑慶院は、岩崎家の菩提寺なのである。
 従って、私のようにムクノキ目当てに閑慶院を訪ねる者もいなくはないだろうが、むしろ岩崎弥太郎がらみの観光客の方が多いようだ。
 
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