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名称 金成小学校旧地のケヤキ
(かんなりしょうがっこうきゅうちのけやき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 10mほか(注2)
目通り幹囲 4.8mほか(注2)
推定樹齢 400〜600年(注3)
所在地の地名 宮城県栗原市金成中町
〃 3次メッシュコード 5841−10−66
〃 緯度・経度 北緯38度48分39.2秒
東経141度04分26.6秒
栗原市指定天然記念物(1979年8月21日指定)(注4)
撮影年月日 2024年6月11日
注1)天然記念物指定名称は「旧金成小学校舎ケヤキ並木」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)標柱背面の説明文より
注4)校舎と平行に並ぶ大ケヤキ7本を一括指定
合併前の金成町中心部、現在の金成小中学校の北東500mほどのところに、かつて小学校の校舎として用いられた古い建物がある。
明治43年(1910)竣工の金成尋常高等小学校の校舎だ。当地に於ける竣工は明治43年だが、実は明治20年(1887)に別の場所で建築された校舎を移築した物だそうである。(現地案内板より)
訪問時は、明治20年から数えて137年後。もちろん今は校舎として用いられてはいないが、歴史民俗資料館として活躍する現役の建物である。(宮城県指定文化財、要入館料)
旧校舎と向き合うように、横一列にケヤキが並ぶ。
ケヤキ列の北側延長線上には日枝神社。かつてこれらのケヤキは日枝神社の参道並木だったらしい。
今は道路によって参道が途中で切られ、またケヤキのまわりに参道の痕跡を見付けるのも難しい。標柱背面の説明を見るまでは、「学校建設時に植えられたのかな」くらいに思っていた。
左図の右側の個体が最大のケヤキである。
傷みが激しく、ほぼ皮一枚で立っている状態だが、それでも樹木は生長する。今はもう幹囲5mくらいあるかも知れない。 |
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