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名称 亀城神社のクスノキ (かめがじょうじんじゃのくすのき) 名称の典拠 なし 樹種 クスノキ 樹高 25m(注1) 目通り幹囲 5.0m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 鹿児島県南さつま市金峰町尾下(注2) 〃 3次メッシュコード 4730−12−48 〃 緯度・経度 北緯31度27分29.3秒 東経130度21分07.1秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2018年3月25日 注2)2005年11月7日、1市2郡4町が合併して南さつま市誕生。旧行政区は日置郡金峰町 国道270号の道の駅「きんぽう木花館」から南に約600m。国道から少し東に入ったところに県立南薩養護学校がある。学校の北縁に沿って細い生活道路が東に延びていて、その道を道なりに進んで行くと、養護学校から500mほどで亀城神社の横に出る。 ここにはかつて相州島津氏の居城亀ヶ城(田布施城)があった。 相州家は、島津家9代忠国の庶長子友久(1432〜94)に始まる分家。相州家3代島津忠良(しまづただよし。号は日新斎(じっしんさい)。「竹田神社の大楠」参照)はなかなかの人物だったようで、今でも慕う人が多いようだ。なお、忠良の長子貴久は本家を嗣ぎ、島津氏15代となったため、相州家は3代で途絶えた。 その後、本丸跡に亀城神社が建てられた。 左図の辺りが本丸だったようだ。 標記のクスノキもここに立っている。 大きさから見て、相州島津家時代よりもずっと後に生を受けたと思われる。太い大枝が見当たらないことも、樹齢が比較的若いことを物語っているように思われる。 旧金峰町内では一番の大クスである。(環境省巨樹データベースによる) |
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