ページタイトル:霞城公園のサイカチ ロゴ:人里の巨木たち

画像:霞城公園のサイカチA(幹と並ぶ)
 ↑公園内で最大のサイカチ(6.5m)
 ↓単幹では最大のサイカチ(6.1m)
画像:霞城公園のサイカチB(幹と並ぶ)
  名称 霞城公園のサイカチ
    (かじょうこうえんのさいかち)
名称の典拠 なし
樹種 サイカチ
樹高 不明/15m(注1)
目通り幹囲 6.5m/6.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県山形市霞城町
 〃 3次メッシュコード 5740−32−06
 〃 緯度・経度 北緯38度15分27.3秒
           東経140度19分47.2秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年5月26日

注1)種名(和名・学名・漢字)、樹高、幹周、科名を記した樹名板による(山形市が設置? 設置年月不詳)
注2)これは上図のサイカチの位置





 エゾエノキのところから、霞城公園を廻る堀を見おろしながら、土塁上を「二ノ丸北不明門」に向かって歩いて行くと、間もなく数本のサイカチに出会う。
 最初のサイカチは、弓道場の北側。霞城公園の「じゅもくガイドマップ」に写真は無いのだが、これだってなかなかのものである。(位置はガイドマップに記されている。写真は「少し大きめの画像」にあり) 単幹のサイカチで、途中から大きく2幹に分かれていたようだが、そのうちの1本を失い、その後に伸びたと思われる若い枝が支幹化して、目下成長中。サイカチ独特の鋭い刺(とげ)も健在。樹肌の様子や刺の有無など、若い幹と年老いた幹の比較ができる格好の教材とも言える。
 それから少し歩くと、左上図の個体、さらにその少し先に左下図の個体がある。
 前者では多数の蘖(ひこばえ)が幹の輪郭を隠しているが、複数幹の集合体とはいえ、見事な大きさである。
 後者は、単幹のサイカチで、複数幹にはない威厳が感じられるように思う。単幹でこれだけの大きさを持ち、しかも樹勢も良好なことは素晴らしい。私はこれが一番気に入った。
 それにしても、この狭い範囲に、これだけのサイカチがよく揃ったものだ。
 
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