ページタイトル:梶並神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:梶並神社のケヤキ 名称 梶並神社のケヤキ (かじなみじんじゃのけやき)
名称の典拠 「樹行〜岡山の巨木名木図鑑〜
樹種 ケヤキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 500年(注1)
所在地の地名 岡山県美作市梶並(注2)
 〃 3次メッシュコード 5234−51−39
 〃 緯度・経度 北緯35度06分55.5秒
           東経134度14分47.2秒
美作市指定天然記念物(「梶並神社の森」の名称で境内林全体を一括指定)
撮影年月日 2022年3月25日

注1)上記「樹行〜岡山の巨木名木図鑑〜」による
注2)2005年3月31日、2つの郡にまたがる5町1村が合併して美作市誕生。旧行政区は勝田郡勝田町





 美作市真加部(まかべ)で国道429号と別れ、県道7号(智頭勝田線)を梶並川に沿って遡る。
 県道に移ってから約11kmで梶並集落に到着。目指す梶並神社は、東谷川(ひがしだにがわ)と梶並川の合流点に向かって落ちる尾根の先端部に鎮座する。
 梶並神社には、岡山県から重要無形文化財に指定されている奇祭「当人祭(とうにんさい)」が伝えられている。
 当人祭は、毎年10月第一土曜日に行われる秋祭行事で、『氏子の中から選ばれた「当人様」が、一定期間の精進潔斎の生活を続け、祭日の「宮上り」を迎える。参道にひれ伏した参拝者の背中を衣冠装束に袴を着用した当人様(生き神様)がまたいで通る。またがれた人は無病息災、願望成就の御利益があると言われている』そうである。(岡山県公式サイトの文化財紹介ページより引用)
 普段の梶並神社は静かな環境にある。
 参道周辺や境内には巨木が多く見られるとともに、裏山には豊かな自然が残っているのだろう。市から天然記念物指定を受け、また県からは郷土自然保護地域に指定されている。
 巨木の種類ではケヤキが多く目につく。スギもあるのだが、スギでは幹囲5mに達する個体はなさそうだ。
 左図は、掲げる額に立派な屋根を付けた鳥居の前を横切る細い道に面して立つケヤキ。
 道側に根を伸ばせない代わりに、横に大きく根を広げている。その姿が力強い。それゆえ境内の木々を代表してもらった。体格的にも境内一、二と思う。 
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