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名称 貝田のサワラ (かいだのさわら) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 サワラ 樹高 27m(注2) 目通り幹囲 4.4m(注2) 推定樹齢 100〜199年(注3) 所在地の地名 鳥取県日野郡江府町貝田 〃 3次メッシュコード 5233−74−50 〃 緯度・経度 北緯35度18分07.2秒 東経133度30分23.3秒 江府町指定天然記念物(1999年9月10日指定) 撮影年月日 2024年9月5日 注2)「今日もおでかけ」ブログによる 注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による 岡田家のエノキから北に70mほどの所に貝田神社が鎮座し、境内にサワラとタブノキ、2本の天然記念物の巨木が立つ。 いずれも幹囲4.5m前後で、巨木としては少し物足りないサイズだが、岡田家のエノキのすぐ近くでもあり、スルーする手はない。 訪ねてみると、凜と立つサワラの姿が美しい。すっかり惚れ込んでしまった。幹囲はタブノキの方が少し大きいのだが、そんなわけで、サワラの方を主役とさせてもらった。(「少し大きめの画像」にタブノキの写真も載せた) 貝田神社の祭神は天思兼之命(あめのおもいかねのみこと)。智恵の神とされているようだ。ここではどんな御利益を期待したのだろうか。 鳥取県神社庁の神社紹介ウェブページによると、創立年代不詳ながら、古くから貝田村の産土神として崇敬され、近世まで利寿権現(りじゅごんげん)と称していたとのこと。かつては文殊菩薩を信仰していたのだろう。 ところで、天然記念物の2本は環境省巨樹データベースにも載っているのだが、環境省DBではサワラとタブノキでなく、スギとケヤキとされている。幹囲のデータが案内板に記された値と一致するので、これら2本のことであることは間違いないと思うが、何故に樹種を誤ったかは不明である。(案内板では「直径」としているが、この数値は「周囲」とみるべきであろう) |
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