ページタイトル:戒場神社のホオノキ 当サイトのシンボル

画像:戒場神社のホオノキ 名称 戒場神社のホオノキ
    (かいばじんじゃのほおのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ホオノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 8.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 奈良県宇陀市榛原戒場(注3)
 〃 3次メッシュコード 5135−67−78
 〃 緯度・経度 北緯34度33分50秒
           東経135度59分01秒
奈良県指定天然記念物(1978年3月28日指定)
撮影年月日 2009年6月14日

注1)奈良県教育委員会と宇陀市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)。なお、案内板には「戒場神社のホオノキの巨樹」とあったが、私のサイトでは勝手に一部を省略させてもらった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2006年1月1日、宇陀郡内4町村が合併して宇陀市誕生。旧行政区は宇陀郡榛原町





 このあたりは、奈良興福寺大乗院の荘園だったらしい。戒場という奇妙な地名と、何か関係があるのだろうか。
 集落の北方に薬師山があり、その中腹に真言宗戒長寺がある。集落から寺まで長い石段が続いているが、現在は車道が切られ、車で近くまで上ることも出来る。
 戒場神社は、戒長寺の本堂横に鎮座している。神仏習合時代は、戒長寺と歴史をともにしてきたと思われる。
 ホオノキの巨木は、境内の端。主幹を途中で失い、すっかり背が低くなってしまった。現在、上記データにあるような、20mの樹高はない。
 8.6mの幹囲データに期待して訪れたのだが、幹回りについても、データに遙かに及ばない。(案内板には目通り6.2mとあった。せいぜい、そんなところだろう)
 滅びの過程を歩みつつある巨木だが、単幹でここまでのホオノキは珍しい。
 少しでも長く、生き続けてほしいものだ。
 
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