ページタイトル:門僕神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:門僕神社のスギ 名称 門僕神社のスギ (かどふさじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 60m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 奈良県宇陀郡曽爾村今井
 〃 3次メッシュコード 5136−61−10
 〃 緯度・経度 北緯34度30分46.9秒
           東経136度07分34.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年5月16日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 曽爾村役場の北東約350m。青蓮寺川(しょうれんじがわ)左岸に門僕神社が鎮座する。県道81号(名張曽爾線)からは対岸にあたる。
 案内板(かなり文字が薄れている)によると、祭神は天津児屋根命(あまつこやねのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、比売大神(ひめおおかみ)、玉祖命(たまのおやのみこと)、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)、天宇受売命(あめのうずめのみこと)の7柱。前4柱は春日大社の祭神と同一であり、後3柱は天の岩戸伝説に関わる神々である。
 延喜式内社の門僕神社に比定される神社で、明治時代の社格は村社。
 1991年刊行の「日本の巨樹・巨木林 近畿版」の報告で、境内に15本の巨木が実測され、そのうち幹囲480cmのスギと300cmのイチョウがデータ登録されている。それに追加されたのかどうか、2000年フォローアップ調査ではもう一本、634cmのスギが追加登録された。
 確かに、境内にはスギ巨木が多い。特に、青蓮寺川側の境内周縁部に多いように思った。かつて、土留めのために植えられたスギが大きくなったのかも知れない。
 しかし、肝腎の634cmとされた個体が見つからない。
 あちこち探して見つけたのが左図の右側2本。ここからみると2本のスギにしか見えないが、実は根元でくっついている。このスギを指すのではないだろうか。
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