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名称 門のシダレカツラ (かどのしだれかつら) 名称の典拠 なし(注1) 樹種 カツラ 樹高 22m(注2) 目通り幹囲 3.3m(注2) 推定樹齢 130年(注2) 所在地の地名 岩手県盛岡市門字真立 〃 3次メッシュコード 5941−41−03 〃 緯度・経度 北緯39度40分19.5秒 東経141度10分16.9秒 国指定天然記念物(1924年12月9日指定) 撮影年月日 2008年8月4日 注2)2002年9月、盛岡市教育委員会が現地に設置した案内板による 北上川左岸の住宅地の一角、個人のお屋敷の前庭に、このシダレカツラが立っている。庭は道路のすぐ近く。綺麗に刈り込まれた生垣越しに幹姿を見ることも出来る(下図)。 上にも記したように、国指定天然記念物のシダレカツラは、2008年現在、3本ある。いずれも盛岡市内にあって、そして姿がよく似ている。それもそのはず、3本はみな同じ遺伝子を持っているのである。 これらはみな、天保6年(1835)に切り倒された1本のシダレカツラのひこばえを移植したものだからである。市教委が設置した案内板の樹齢に差異があるのは、移植の時期が同時ではなかったことを物語っている。 このお宅に移されたひこばえも、大切に育てられたのだろう。樹齢では先輩にあたる瀧源寺のシダレカツラと比べても、大きさにそう遜色がない。 今後とも兄弟仲良く、元気を競い合ってほしいものだ。 |
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