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画像:樺崎八幡宮のスギ(幹と並ぶ)

画像:樺崎八幡宮のスギ
名称 樺崎八幡宮のスギ
    (かばさきはちまんぐうのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 栃木県足利市樺崎町
 
〃 3次メッシュコード 5439−43−39
 
〃 緯度・経度 北緯36度21分42.9秒
           東経139度29分41.3秒
足利市指定天然記念物(1972年7月18日指定)
撮影年月日 2004年12月19日

注1)足利市教育委員会が1989年10月13日に設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)「樺崎八幡宮について」とある、錆びかけた案内板による(設置者および設置年月不詳)





 足利市といえば、後の室町将軍となる足利氏の祖、足利義康が拠った地として知られる。その子義兼は、北条政子の妹を妻に迎え、勢力を伸ばした。
 その義兼が、晩年は鑁阿(ばんな)と号し、この地に浄土庭園を備えた樺崎寺を建立して念仏三昧の日々を送った。樺崎八幡宮は、義兼没後、その子義氏が八幡神を合祀したことに始まる。この辺りは、日本国の歴史につながる記憶をとどめる由緒ある場所なのだ。
 今は樺崎寺もなく、耕地に囲まれた、山裾のひっそりとした神社である。
 社殿に向かって右手に1本の大杉が立っている。老木ではあるが、推定樹齢も、さすがに鎌倉時代までは遡らないようだ。
 一部は枯れて、葉がついていない。落雷に遭った故らしい。しかし、樹勢はまだ悪くなさそうである。
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