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名称 樹林寺のカヤ (じゅりんじのかや)
名称の典拠 なし
樹種 カヤ
樹高 11m(注1)
目通り幹囲 18.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 宮城県大崎市岩出山下一栗宿(注2)
〃 3次メッシュコード 5840−06−29
〃 緯度・経度 北緯38度41分34.1秒
東経140度51分38.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年8月27日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2006年3月31日、1市6町が合併して大崎市誕生。旧行政区は玉造郡岩出山町
永正5年(1508)創立と伝える曹洞宗樹林寺の一角に、1本の大カヤが立っている。
根元から多数の株立ちとなっており、それが放射状に広がっている。しばしば「千本ガヤ」とか「ホウキガヤ」とか呼ばれる樹形である。
このような場合、環境省の調査要項にある計測方法は、1本1本の幹囲を測って合計することになっている。標記のデータも多分そうやって測ったのだろう。
しかし、そうやって測ったデータは、私たちが見た印象に比べ、遙かに大きな値となることが普通である。このカヤも例に洩れない。
こんな風に書くと、大したカヤでないと誤解されてしまうかも知れない。18mはちょっとオーバーすぎる、ということなのであって、カヤ自身は立派な大カヤである。
幹囲の目分量は6mほど。十分な大きさである。
ただ、葉のつきかたが疎らなのが気になる。
いつまでも元気でいてほしいものだ。 |
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